「そろそろ家を買うタイミングかなぁ~。」とモデルハウス巡りや不動産会社選びをして、たくさんの物件を見たあなた。
お眼鏡にかなう紹介会社や物件が見つかり、購入しようと考えているところです。
住宅ローンは借金なので現金一括払いで!!!
す、すごい!そ、そんなのできるんですか!?
できるわけないや~ん!我が家は広島銀行さんで住宅ローンを組みました。
住宅ローンって、金額が大きすぎて、いまいち金利とか支払総額が計算できないんですよね。
物件はたくさん見たら、なんとなくの値段がわかってきたけど・・・。
金利の計算なら、いろんな銀行さんがネットで計算フォームを公表していくれていますよ。
金利と手数料を各銀行で比べて、おおよその金利と何種類かの返済期間をそれぞれ選んで総額を計算フォームに入力し、住宅ローンで借りられる金額を計算します。
そして住宅ローン返済総額を年間で割り、月間で割り、家計簿と突き合わせて、無理のない返済計画か確認します。
うちは、20年も計算してみましたが、
ちょっとむりじゃろ(´・ω・`)ということになったので30年になりました。
それから貯金総額を確認し、家の代金と諸費用を足して、頭金と残したい生活費の額を決めて、改めて計算フォームで計算し直します。
これでいける!と思ったら、いよいよ住宅ローンの契約です。
住宅ローンの仮契約が決まったら、最終確認として、今一度住宅ローン金額が適切なものか確認する必要があります。
頭金を入れられるなら、なるべく増やした方が、利息はその分減ります。
そして最終金額が決まったら、やり取りをし、本契約です。
住宅ローンの計算フォームの入力方法
大体の計算フォームの項目です。
- ご希望の借入額は、まずは購入予定の家の購入代金で計算し、次に住宅に関わる全ての購入費用の総額から家の頭金とその他設備費と諸費用を引いた金額で計算し直します。
- ボーナス払いの有無
- 返済方法は、元利均等(1ヶ月の返済で元金と利息を一緒に払うこと)、元金均等(元金だけを先に返していくこと)
- 返済期間は1年からなんと50年まで選べます。※ただし住宅ローン減税を利用する場合なら、13年以上は借りた方が税金の控除を受けられます。
- 金利は固定金利か変動金利か(我が家は変動金利の方が当初は低く、ほとんど変動していないということで変動金利を選びました)
- 融資手数料は金融機関に払う手数料のこと
- 保証料は連帯保証人がいない場合に支払う金額のことです。
3社くらいで比較するとやりやすいですよ。
住宅ローン契約の前に家計簿を確認しよう
おぼろげながらでもいつか住宅購入をしたい!と考えだしたら、家計簿をつけておきます。
家計簿があるとお金の入ってくる量、出ていく量がひと目で確認できます。
最低3ヶ月~1年続けていくことで年間のお金の流れがわかるでしょう。
毎月の費用はいくらかかってる?
おおよそ毎月同じ金額が出ていくものを固定費、変わることが多いものを変動費とします。
- 固定費(電気・ガス・水道・電話・インターネット・奨学金・お小遣いなど)
- 変動費(食費・消耗品・医療費・旅費・洋服など)
我が家では、食費をいくらまでと決めていなかったので変動費扱いですが、食費も月々いくらの費用で生活する、と決めている場合は、固定費と言えますね。
(収入)から(固定費+変動費の平均)を引いた金額がおおよその貯金額。
実際の貯金の残高もチェックしよう
実際には貯金がいくらできているか月々の残高も合わせて記載しておくことで、家計簿のつけ忘れを防げるでしょう。
いくらの新築建売住宅を購入する?
住宅情報サイトに掲載されている物件のお値段はすべてのお値段が書いてあるわけではありません。
今回は、注文住宅よりも新築建売住宅の方が割安ということで、新築建売住宅のケースで話します。
- 物件価格
- 諸費用
住宅購入でかかる費用は、まずこの2つの合計金額です。
諸費用の詳細は
- 契約書印紙代
- 銀行費用
- ローン手数料
- 火災保険料
- 登記費用
- 仲介手数料
- 固定資産税
- 網戸
などで、諸費用だけで210万程度かかります。
なので、物件価格+諸費用の価格が合計価格と思いがちですが、またまだ家には必要なものがあります。
住宅以外にかかる費用
建売住宅についていないものや用意する必要があるものです。
- 新しく購入する家具
- 電化製品(エアコン・照明など)
- カーテンレール・カーテン
- 表札
- バルコニー屋根
- カーポート
- 雨戸
- 工事費用(TVアンテナ・インターネット・エアコンなど)
- 引っ越し代
- 退去料(敷金以上にかかったら)
今あるものが使えるなら、新しく購入するのは貯金ができてからにすることで、節約することができます。
住宅エコポイント制度で欲しい物を買ってもいいですね。
バルコニー屋根は天気予報を確認して洗濯物を干したりすればいい話ですし、工夫で乗り越えられるものは、購入を抑えられるポイントでもあります。
新築建売住宅を購入する時に総額いくら必要?
現金で必要になるものが、上で書いた住宅以外にかかる費用です。
見積もりを出してもらって、総額を計算しましょう。
貯金額から住宅以外にかかる費用と生活費を引いた金額が、頭金として入れられる金額です。
物件費用と諸経費から頭金を引いた金額が借入額になります。
借入額が決まったら、どの銀行のサイトでもいいのですが、今一度借入額と利率から住宅ローンシュミレーションを行います。
借入総金額(借入額+利息)+頭金+住宅以外にかかる費用が実際に家にかかる金額なのです。
私は案外めっちゃかかるんやん!と思いました。
何年で住宅ローンを返済する?
住宅ローンの返済総金額が決まったら、何年で返していくか資金計画を建てましょう。
20年、25年、30年、35年・・・。
月々の返済額は返済年数によって、大きく変わります。
月々の返済額は以下の式で求められます。
住宅ローンシュミレーションで求めた借り入れ総金額÷年数÷12か月=月々の返済額
月々5万円台なら余裕で行けるな~でも10万円は厳しい、間をとって○年で返そう!
となるかもしれませんが、はじめに短い期間で設定してしまうと、生活が苦しくなる場合も想定されます。
多めの年数に設定しておいて繰り上げ返済できるようにしましょう。
頭金をたくさん入れることができたなら、あとは13年の住宅ローン控除期間の終了まで待ちます。
そこまででいくら余分に貯められているかが勝負です。
お子さんが小学校入学直前に購入したなら、高校生になるお年頃ですし、大学や専門学校に行くかどうかの選択肢によっては繰り上げ返済をするかどうか?となるかも知れません。
生活を削って無理をしてまで繰り上げ返済するのも結構キツイ・・!
0歳から中学生までの児童手当で198万円貯められていたら、また違うかも♪
家族のライフプランをグラフに書き起こして、いつの時期にいくらぐらい必要になるか書き起こしてみるのもいいですね♪
住宅ローンは借金ですが、月々支払う金額を家賃と考えると、今月々払っている家賃と駐車場代と同額くらいになれば、生活スタイルは変えずにすみます。
住宅ローンをしっかり計算して、家を買ったからいろいろ我慢する!ということをなくして、やりたいことをいろいろ実現していきたいですね♪
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